ストロボのススメ(3)(シャドウ部の明るさ調整)
前回の結果ではどれもシャドウ部は均一に暗かったと思います。
それで良い場合はいいのですがもう少しシャドウ部を明るくしたい場合、光源の反対側に白レフ(ここでは発泡スチロール版)を立てかけます。
この例ではついでに若干足元からの照り返しの表現のため白い紙をひいています。
【作例1】白レフによるシャドウ起こし
EOS 5D Mark II ISO100 EF35mm f/2.0 マニュアル露出 F8.0 1/125秒
580EX2
前回の作例に比べたらシャドウ部は結構明るくなっていると思います。
これでOKの場合は良いのですがシャドウ部をもう少し明るくしたいとなるとレフ板だけでは対応できません
あと、やっぱり背景への光の廻り方は足りません
1灯の限界を感じます。
そんな場合はメインライトの反対側にもう1灯(フィルインライト)を配置します。
フィルインライトは被写体全体を囲むような面光源の拡散光が理想です。
自然光での撮影では天空の拡散光や地面の照り返しなど様々な処から放射され被写体のコントラストを和らげます。
ここでは便宜上メインライトと同等の透過アンブレラ70cmを利用しています。
メインライトとフィルインライトの発光比は3:1を基準としてそこらから加減します。
【作例2】フィルインライトを配置しシャドウ部の光量を加減する
EOS 5D Mark II ISO100 EF35mm f/2.0 マニュアル露出 F8.0 1/125秒
580EX2+430EX2
結局シャドウ部の明度を調整するには1灯しかない場合はレフ板を立てたりして調整するしかないのですが、2灯用意できる場合は2灯で組んだ方が調整の幅が大きく取れるのでお勧めです。
副産物として背景への光の廻り方も改善されました。
次回はメインライトとフィルインライトの適正な光源の選択と第3の光源「アクセントライト」についてです。
ぽちっとされると嬉しいらしいです。
にほんブログ村
それで良い場合はいいのですがもう少しシャドウ部を明るくしたい場合、光源の反対側に白レフ(ここでは発泡スチロール版)を立てかけます。
この例ではついでに若干足元からの照り返しの表現のため白い紙をひいています。
【作例1】白レフによるシャドウ起こし
EOS 5D Mark II ISO100 EF35mm f/2.0 マニュアル露出 F8.0 1/125秒
580EX2
前回の作例に比べたらシャドウ部は結構明るくなっていると思います。
これでOKの場合は良いのですがシャドウ部をもう少し明るくしたいとなるとレフ板だけでは対応できません
あと、やっぱり背景への光の廻り方は足りません
1灯の限界を感じます。
そんな場合はメインライトの反対側にもう1灯(フィルインライト)を配置します。
フィルインライトは被写体全体を囲むような面光源の拡散光が理想です。
自然光での撮影では天空の拡散光や地面の照り返しなど様々な処から放射され被写体のコントラストを和らげます。
ここでは便宜上メインライトと同等の透過アンブレラ70cmを利用しています。
メインライトとフィルインライトの発光比は3:1を基準としてそこらから加減します。
【作例2】フィルインライトを配置しシャドウ部の光量を加減する
EOS 5D Mark II ISO100 EF35mm f/2.0 マニュアル露出 F8.0 1/125秒
580EX2+430EX2
結局シャドウ部の明度を調整するには1灯しかない場合はレフ板を立てたりして調整するしかないのですが、2灯用意できる場合は2灯で組んだ方が調整の幅が大きく取れるのでお勧めです。
副産物として背景への光の廻り方も改善されました。
次回はメインライトとフィルインライトの適正な光源の選択と第3の光源「アクセントライト」についてです。
ぽちっとされると嬉しいらしいです。
にほんブログ村