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逆光は勝利!

「逆光は勝利!」とはその昔、少年サンデーで連載していた「究極超人あ~る」の中で鳥坂先輩が言っていたいた写真の基本の一つで、これ以外にもいくつかあって、それは

・トライエックスで万全
・世はなべて3分の1
・ピーカン不許可
・頭上の余白は敵だ

等がある

ちなみに
・トライエックスで万全は万全でなくトライエックスはコダックのモノクロフィルムで比較的硬調(ハイコントラスト)なフィルムです。
鳥坂先輩はちなみに4号か5号(印画紙)で焼いてこそ味がでる
と言っていますが4・5号も硬調の印画紙ですので硬調のフィルムを硬調の印画紙で焼くのは少なくとも基本ではありません
(印画紙は1号から5号まであって1号が最も軟調で5号が最も硬調、基本はやっぱり2号か3号、味が出るかどうかは焼き次第で結構難しそうですね)

・世はなべて3分の1は結構真理ですね画面を3分割する点上を基本として画面を構成するのがアリなのは今も昔も同様です。

・ピーカン不許可は、晴天時撮影は一般的な撮影では影がきつい写真となりやすく順光の人物撮影は特にダメダメですね

・頭上の余白は敵だは人物撮影などで顔を中心に持ってきてしまって不用意に頭上に余白が空く様子を否定しています。

http://www11.plala.or.jp/taka-lab/20050221-R-explain/R-explain.html#Fine-Weather
ここでうまくまとめられた解説がありますので興味のある方はどうぞ

で、「逆光は勝利!」なのですが利点が色々あって
・背景に植物など光を透過するものが背景だとその美しさは格別です。
・逆光だと髪の輪郭が光を放ちラインライト(と呼ぶらしい)が美しい

しかし被写体前面が暗くなってしまう為、レフ板等で明るさを補ってやる必要があります。
逆光気味だと前玉に直射日光が当たる可能性が高いのでハレ切りはしっかりやる必要が在ります。

思い起こしてみると私の撮る写真の7割位は逆光が基本ですね

IMG_4193_2014100414024485b.jpg
ちなみにこのときは秋の草の穂が逆光に映えそうというイメージは有りました。

sIMG_3784.jpg
ある程度どのような時間帯を選ぶと、どの方向からどの角度で光が差すので、どの時間帯が良いとかの選択は、本当に良い写真を撮りたいなら考えるべきだと思います。

例えば彼岸花の写真もその場の単なる順光で撮ったなら、いくらピントが来ていて適正露出でも、見ている人には「ああ、良く撮れてるね」ぐらいにしか感じないことでしょう

ポートレート等の美しい写真ってのは光を含め美しい状況を作るので6、7割方仕上がりが決まっていてフルサイズがAPS-Cになろうが300mmF2.8が300mmF4.0になろうがあまり影響は無い気がします。
美しくないものはどんなに解像度が高くダイナミックレンジが高いカメラであろうがどんなにボケ味が良いレンズでとっても「クソ」だと思うのですよ
カメラメーカーやレンズその他機器につべこべ言う前にそれ以外の項目を満たしてるのか?、って感じです。

モデル>=ライティング背景含む場所の選択>>>撮影者の技術>>越えられない壁>>カメラレンズ等機材の性能
<仕上がりの7割>              <仕上がりの2割>              <仕上がりの1割>

俺的優先度はこんな感じです。
機材で埋められるのは1割程度の部分て感じですね

とはいえiphoneやコンデジで同様にとはさすがにいかないのですが・・・

ちなみに「究極超人あ~る」の中では「写真部」ではなく「光画部」です。
そういえば写真は真実を見せる訳ではなく光と影の見せ方で受け取り方が変わるよなぁ、なんて思ったのが20年以上も前のことだったなぁ、なんて懐かしく思ったりw

ぽちっとされると嬉しいらしいです。
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ついにプチジュエル導入です。

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