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ストロボのススメ(19)一灯を極めてみる(2)

まず一番の問題はストロボは直射だと発光面が小さく、非常に硬い光質となり影がクッキリと付いてしまう点です。

これは一般的にはアンブレラやソフトボックス等の灯具で光質を面発光に変換して影の落ち込みがなだらかで反射面がテカテカしないようにします。

一般的に光質を柔らかにする灯具は光量落ちが発生します。
目安ですが2絞り分程度は光量が落ちますのでTTLの自動調光が働かない場合はISO感度を上げて対応するなどが必要かもしれません

1/3ドール等の場合そもそもが接写気味などで光量落ちについては気にしなくて良いかもしれませんが、一般の人物撮影等では頭の片隅に入れておいた方が良いかもしれません

今回はドルパに持って行った自作デフューザーをストロボヘッドに付けることにより光質を改善します。
http://fantatisse.blog.2nt.com/blog-date-201312-14.html

今回はストロボ光をメインライトとするのですがメインライトは基本右上又は左上から照らします。
若干右または左から照らすことにより鼻筋に陰影を付けます。
影は上から下方法に出るのが生理的に違和感が有りませんので若干上から照らします。

ストロボヘッドの角度を変えることにより今回は被写体の左上方向からメインライトを当てることとします。
IMG_0028_20140124101223c37.jpg

まずはF8 1/60秒 iso100 430EX2 1灯
IMG_9225.jpg
薄暗い部屋ですのでこれではほとんど定常光の影響はなく殆どストロボ光オンリーの撮影ですね
前回よりかなり光質は柔らかくなっていますが1灯だと硬い感じは否めません

F8 1/6秒
IMG_9228.jpg
あんま変わりませんね

F8 2秒
IMG_9231.jpg
チョットシャドウの落ち込みが明るくなってます。

F8 4秒
IMG_9232.jpg
かなりシャドウ部が明るくなってます。

F8 5秒
IMG_9234.jpg
まぁ、こんなモンでしょう

縦位置に変更して背景布の前で撮るとこんな感じ
IMG_9239.jpg
要点としてはストロボ光は瞬間光であるためスローシャッターの影響は受けません
スローシャッターのシャッタースピードによって定常光の映り込み具合が変わります。
これはイルミネーションでのストロボ撮影等にも使える技ですので是非覚えておいてください

ぽちっとされると嬉しいらしいです。
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ありがとうございます☆

さっそくUPしてくださいまして、ありがとうございます♪

ファイルで作ったディヒューザーが効いているようですね。
メインライトは右上または左上というのは、今更ながらしりました(^^;

私は一灯の場合は縦構図、横構図関係なくカメラは横にしてディヒューザー付けてバウンス発光。
そうすると影が出来ません。下にはレフで反射させて首のしたの影消しで撮っています。
あとは最後にトリミングです。
平面的な写りになって立体感はなくなりますが綺麗には写ります。

こうして、いろんな方の撮影方法を知るのは勉強になりますね(^^)

RE:ありがとうございます☆

>かみさん
コメントありがとうございます。
>メインライトは右上または左上というのは、今更ながらしりました(^^;
本来のストロボの多灯ライティングの目的は陰影のコントロールですから鼻筋を浮き立たせるようなライティングとなるのです。
>こうして、いろんな方の撮影方法を知るのは勉強になりますね(^^)
ストロボ撮影は(特に多灯)は他にやっている人が居ないので独学状態なのが悲しいですが・・・
殆どがプロ向けスタジオライティングの本とかスタジオマンのブログなんかぐらいなのがチョット寂しいw
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ティセから始まったnanoボディの紹介です!
ついにプチジュエル導入です。

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