多灯撮影の基本
まず、この間、Nkonユーザーの方がリモートで調光出来ないことがありましたので、それに対処しました。
ワイヤレスで調光及び発光させるコントローラとカメラの間に刺すアダプタを設備に追加しました。
普通メーカー製フラッシュの接点て発光用のほかに小さい接点がいくつかありますよね
大きい接点は発光タイミングの制御でメーカが異なっても同一の仕様が採用されています。
小さい接点はTTLの制御やシャッターボタンの半押しなんかの信号でメーカー毎に仕様が決まっていてメーカーが変わると互換性がなくなる部分です。
(M4/3なんかはメーカが違っても仕様は同じらしい)
つまりこのアダプターによって発光用信号のみコントローラと通信させるというものです。
これで問題解消のはずです。
(まだ、Nikonで試してない)
それで、多灯撮影の基本ですが私が良く使う3から4灯を例に挙げて説明してみます。
(あくまで私の基本パターンですのでそれをご承知おき下さればと考えます。
まずカメラのセッティングを決めます。
モードはマニュアルで
ISO感度:400
シャッター速度:1/125秒
絞り値:F8からF11
この値がスタート値です。
早めの段階で絞り値を決めたら後はセッティングは変えません
ストロボの発光量に余裕がない場合ISO感度を上げて対処しますがドール撮影は基本的に接写なので光量が足りなくなることはありませんね
まずカメラのセッティングを決めて撮影開始です。
ここではISO400 1/125秒 F8としました。
まずは主光源のストロボの発光量を決めます。
左側を主光源としました。
1/32をスタート光量として試写し光量を上下させて試写結果から光量を決めます。
初めは1絞り分の上下で最終的に1/3ステップの発光量まで追い込みます。
最終的に1/3ステップまで追い込みますが主光源だけのときには1絞り分だけの大体な調整でいいです。
主光源1灯のセッティングが決まりました。(確か1/32の光量だったはず、この値は灯具の減衰量に左右されますので値自体に意味はありません)
この主光源の影の付き方が重要です。
主光源を右にするか左にするか高さはどうするか吟味します。
(私は鼻の横の影が綺麗に付くようにセッティングしてます。)
次にフィルイン(補助光)の光量を決めます。
巷ではフィルインの光量は大体主光源より1絞り半落ちたレベル位と言われてますので大体主光源のレベル-(1絞り+1/3)レベルの調光となります。
この慣例を素早く適応するためには左右の灯具の減衰量が同じでなくてはなりませんので左右の灯具の規格は揃えておいたほうが良いでしょう
うちでは左右の灯具は横80cm×縦100cmのソフトボックスです。
これも主光源の発光量から逆算した発光量から試写して大体の発光量を決めます。
(ここでは主光源が1/32でしたから1/128+2/3だったでしょうか)
次に頭頂部を照らすトップライトの光量を決めます。
これは被写体上に配置する必要があるのでちょっと配置が変わっていてブームスタンドに小型のソフトボックスを取り付けて対処しています。
発光量は主光源と大体同じくらいですがそもそもソフトボックスのサイズが主光源と異なり減衰量が違いますので要試行といったところでしょうか
最後に4灯目のアクセントライトですがこれはお好みでとしか言いようがないですね
被写体の斜め後ろから逆行気味の直接光を当てます。
加減とか角度とか未だ私も試行錯誤してるといったところでしょうか
こんなに試写が必要な訳ですからすべての照明の設定には10枚以上の試写が必要な訳です。
(逆にマニュアル設定ですから1度設定を決めればそれをそのまま使えるんですがね、逆にTTLで多灯なんてポージング変えると露出が暴れるのにどうしろと・・・)
ここでは100%ストロボ光だけで撮る話でしたがスタジオ撮りなどでは自然光と絡めた写真を撮る必要があったりして・・・
それはまた別の時に・・・
ぽちっとされると嬉しいらしいです。
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普通メーカー製フラッシュの接点て発光用のほかに小さい接点がいくつかありますよね
大きい接点は発光タイミングの制御でメーカが異なっても同一の仕様が採用されています。
小さい接点はTTLの制御やシャッターボタンの半押しなんかの信号でメーカー毎に仕様が決まっていてメーカーが変わると互換性がなくなる部分です。
(M4/3なんかはメーカが違っても仕様は同じらしい)
つまりこのアダプターによって発光用信号のみコントローラと通信させるというものです。
これで問題解消のはずです。
(まだ、Nikonで試してない)
それで、多灯撮影の基本ですが私が良く使う3から4灯を例に挙げて説明してみます。
(あくまで私の基本パターンですのでそれをご承知おき下さればと考えます。
まずカメラのセッティングを決めます。
モードはマニュアルで
ISO感度:400
シャッター速度:1/125秒
絞り値:F8からF11
この値がスタート値です。
早めの段階で絞り値を決めたら後はセッティングは変えません
ストロボの発光量に余裕がない場合ISO感度を上げて対処しますがドール撮影は基本的に接写なので光量が足りなくなることはありませんね
まずカメラのセッティングを決めて撮影開始です。
ここではISO400 1/125秒 F8としました。
まずは主光源のストロボの発光量を決めます。
左側を主光源としました。
1/32をスタート光量として試写し光量を上下させて試写結果から光量を決めます。
初めは1絞り分の上下で最終的に1/3ステップの発光量まで追い込みます。
最終的に1/3ステップまで追い込みますが主光源だけのときには1絞り分だけの大体な調整でいいです。
主光源1灯のセッティングが決まりました。(確か1/32の光量だったはず、この値は灯具の減衰量に左右されますので値自体に意味はありません)
この主光源の影の付き方が重要です。
主光源を右にするか左にするか高さはどうするか吟味します。
(私は鼻の横の影が綺麗に付くようにセッティングしてます。)
次にフィルイン(補助光)の光量を決めます。
巷ではフィルインの光量は大体主光源より1絞り半落ちたレベル位と言われてますので大体主光源のレベル-(1絞り+1/3)レベルの調光となります。
この慣例を素早く適応するためには左右の灯具の減衰量が同じでなくてはなりませんので左右の灯具の規格は揃えておいたほうが良いでしょう
うちでは左右の灯具は横80cm×縦100cmのソフトボックスです。
これも主光源の発光量から逆算した発光量から試写して大体の発光量を決めます。
(ここでは主光源が1/32でしたから1/128+2/3だったでしょうか)
次に頭頂部を照らすトップライトの光量を決めます。
これは被写体上に配置する必要があるのでちょっと配置が変わっていてブームスタンドに小型のソフトボックスを取り付けて対処しています。
発光量は主光源と大体同じくらいですがそもそもソフトボックスのサイズが主光源と異なり減衰量が違いますので要試行といったところでしょうか
最後に4灯目のアクセントライトですがこれはお好みでとしか言いようがないですね
被写体の斜め後ろから逆行気味の直接光を当てます。
加減とか角度とか未だ私も試行錯誤してるといったところでしょうか
こんなに試写が必要な訳ですからすべての照明の設定には10枚以上の試写が必要な訳です。
(逆にマニュアル設定ですから1度設定を決めればそれをそのまま使えるんですがね、逆にTTLで多灯なんてポージング変えると露出が暴れるのにどうしろと・・・)
ここでは100%ストロボ光だけで撮る話でしたがスタジオ撮りなどでは自然光と絡めた写真を撮る必要があったりして・・・
それはまた別の時に・・・
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